第2回オープンスクール

8月7日(水) 今年度第2回オープンスクールが行われました。参加者は中学生10名、保護者等9名で本校生徒4名もボランティアで手伝いに来てくれました。

 開会セレモニーの後、みんなで校内を見学しました。オープンスクール初めての参加者も多く、それぞれの教室で掲示物や生徒の作品(書道・イラスト等)を興味深く見て回っていました。

 次に、体験授業です。今回も前回好評につき、片倉久美子先生のLST(ライフスキルトレーニング)の授業が行われました。今回のテーマはズバリ「私 こんな長所がある」です。

 最初、参加者みんなで自己紹介をした後、心理学の一つである「交流分析」の中から人間の心の中にある「親」「大人」「子ども」的な心の状態(働き)を学び、その中から自分で長所と思う項目を選びました。

 次に、2人ペアになって、それぞれ話題を考え、1分30秒ずつ相手と話し合い、その結果相手の人はどんな長所の持ち主かということを相手のシートにチェックし合いました。

 最後に、自分が考えた自分の長所と他者から考えてもらった長所の一致した点や異なっていた点などを見比べ、「自分にはこんな長所がある!」と嬉しい発見があるとても楽しい授業でした。

 片倉先生の丁寧な授業はもちろん、オープンスクールで初めて会った相手でも積極的に話し合い、授業を盛り上げてくれた中学生の皆さんはとても素晴らしかったです!

 続いて学校概要説明、本校教務主任の斉藤先生から説明いただきました。

 特にも、本校がどんどん明るい学校になっていることと4月からの学校改革の要点と本校の特に力を入れている点ー解決志向教育の理念に基づいたSST(ソーシャルスキルトレーニング)・LST(ライフスキルトレーニング)の授業や、朝学習としての「勇気づけられる言葉」の書写活動の継続等ーを中心に説明されました。

 生徒がいかに明るく変わっていけるかどうかは、生徒と先生方の信頼関係の良さ深さが何といっても大切です。本校の一番の”売り”である先生方との普段からの関係性の良さです。少人数だからこそかもしれませんが、本校の先生方ほど生徒に愛情をもって優しく、時に厳しく接してくださる方々はいないと思います。

 参加者の皆さんはとても熱心に聞いてくださいました。

 さらに、今回のレクリエーションはダーツ大会でした。一人6本の矢を投げ、個人や親子の合計点数で競います。ここで毎回感心するのが野村先生の暗算力です。ダーツには入ったエリアの点数の2倍とか3倍という部分もあって、計算も複雑になるのですが、それを一瞬で計算してしまう暗算力はさすが高校時代珠算の全国大会出場経験を持つだけあります。いずれ、1回ずつの練習の後の競技もボランティアの在校生の手伝いもあってテンポよく進みました。

 最後に、皆さんに景品をお渡しし、校長よりお礼の挨拶で閉会となりました。皆さんとてもいい表情でお帰りになりました。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。