誰かが一緒に考えてくれる楽しさ

3月12日(火) 春季補習期間2日目。時数補充や追認考査のために登校している生徒がいますが、今日は微笑ましい光景がありました。

 それは1年生「化学」の時間。既に課題の指示を受けた男子生徒が、担当の理科の先生が2年生の教室で指示をしている間、同級生の女子生徒に先生の代わりに試験対策プリントについて、一緒に考えてくれていたのです。

 自分の課題もありながら、またそんなに化学は得意ではないといいながら、周りの数名の生徒も巻き込みながら、その女子生徒のために一緒に考えてあげられるとても優しい生徒の存在に、心温まるとともに大人への成長を感じました。

 

 学校の一番の機能は、こうしてお互いが学び合える場であるということ。教えられる方も教える方も共に育っていく、素晴らしい場が学校です。

 いずれにせよ誰かが一緒に考えてくれる、助けてくれる楽しさは何にも代えがたく、大切にしたいものです。