7月4日(木)午後 体育の授業の時間、この日は特別授業ということで、東京からインストラクターをお招きして「全力失敗教室」が行われました。この「教室」はAll Days Sportsという法人の実施するもので、「子どもたちに失敗することを恐れないで、挑戦することの楽しさを学んでほしい」という趣旨で行われたものです。なお、この「教室」は本校保護者の佐々木求さんから紹介いただいて実現しました。
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場所は、いつも体育の授業を行っている体育館。そこにプロジェクタやスクリーンなどを準備して行われました。参加者は生徒24名、保護者7名、先生方5名の36名。ただ、自主的参加が原則なので、「エスケープ ゾーン」も設けられ、ジュースやお菓子も準備してあります。
今回のインストラクターはスポーツアスリートのメンタルコーチを務めていらっしゃる中田真司さん。
中田さんは、「全力失敗教室」というのは「運動学」「脳科学」「心理学」を融合した新しい形のメンタルコーチングで、大人の皆さんにもぜひ知ってほしいと言います。
最初から、マシンガントークの乗りで、参加者は圧倒されました。この速さの方が脳が活性化されると言います。
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まず、最初に今の参加者の気持ちの状態がどんな感じか、手の高さで表現したり、成功する人としない人では「結果」「パフォーマンス」「メンタル」の優先順序はどうなっているかを考える、とても興味深い導入でした。
そして、心が開いている「オープンマインド」と閉じている「クロージングマインド」をドラゴンボールのキャラクターを使って解説し、爆発的な力を発揮する状態に近づくための心のありようを解説されました。
続いて、手の挙げ具合で自分の心の状態を把握することや失敗したり落ち込んだりして自信が持てない時の一番の処方(スイッチ)は「姿勢を正しくすること」と教えてくれました。
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さらに、体を動かす様々なプログラムに挑戦。両手を高く上げて、片手は数を数える動作、片手はグー・チョキ・パーを声を出しながら繰り返すものや、片手で胸の前ではグー、もう片方は腕を伸ばしてパーを繰り返すものなど、できそうでできないエクササイズなどです。
そして最後には失敗の後に必ず必要なものとして”SMILE"(笑い)を挙げ(その競技や物事に)、どれだけ楽しめるか、失敗して開き直れる力を身につけてほしいと言われました。
この全力失敗教室には是非、大人も参加してほしい、なぜならば子どもたちと同じ目線にたって、出来ないことを共有し、期待を手放し、このままでもよいというメッセージを持てるようになってほしいからだと言います。
多くの生徒たちから「楽しかった」「失敗してもいいんだということを学びました」「もっと早く知りたかった。姿勢をただすと視野も広くなり気分も良くなる」など多くのことを学んだと感想が寄せられました。
いずれ、失敗を恐れず、何事にも挑戦出来る力をつけてほしいものです。皆さん大変お疲れ様でした。ありがとうございました
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