「雨の名前」

6月27日(木)  久々のブログです。大変申し訳ありません。6月6日以降、沢山お伝えしたいことがありましたが、写真等整理が追い付かず、どんどんたまってしまっています。必ず整理して、アップしたいと思いますので今しばらくご容赦願います。

 

 さて、今日はちょっと趣向を変えて、学校の出来事というより、私(田中)が感心したことを紹介したいと思います。

それは、本校では毎朝の職員朝会で『職場の教養』という冊子を輪読しているのですが、その冊子の今日(6月27日)のページ「雨の名前」という文章でした。

 その内容は、日本人は雨や風などの自然現象に様々な名前をつけてきました、ということで次のような名前が紹介されていました。

 

 青葉に降り注ぐ恵の雨を「翠雨(すいう)」、日照り続きの後に降る喜びの雨を「喜雨(きう)」、草木を潤す、しとしととした雨を「甘雨(かんう)、穀物の成長を促す雨を「穀雨(こくう)」、といい、特定の日に降る雨にまで名前があり、陰暦7月6日、七夕(たなばた)の前日に降る雨を「洗車雨(せんしゃう)」と呼ぶといっています。これは彦星が織姫に会う時に乗る牛車(ぎっしゃ)を洗う雨のことなそうです。また、七夕当日に降る雨は彦星と織姫が流す涙という意味で「催涙雨(さいるいう)」と呼ぶのだそうです。

 

 これらの雨の名前には感心しました。そしてその文章は「その時々の雨に、先人たちは名前を付けて、四季の風情を感じ取り、自然の営みに感謝していました。私たちも、その生き方に学びたいものです」と結んでいます。

 

 毎日の忙しさに、このようなことを忘れてしまっていた私は、本当にこのとおりだなあと感心し、一緒に読んだ先生方と、ホッとさせられますねととても温かい気持ちで一日のスタートを切ることが出来ました。ありがとうございます。