アサーション

5月23日(木) 先日22日の3年生のLST(ライフ・スキル・トレーニング)の授業の一部を紹介します。

この日のテーマは「アサーション」。

「アサーション」とは、ネットの「コトバンク」によると、

「コミュニケーション技法の1つで、「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己表現のこと。トレーニングを通じて、お互いを尊重しながら率直に自己表現できるようになることを目指す。 アサーションの観点から望ましい対人関係のあり方とは「まず自分のことを考えるが、相手のことも配慮する」相互的な関係である。これは「相手に気兼ねし自分のことを後回しにする」タイプや「自分のことばかり考えて相手のことを顧みない」といったタイプの一方向的な対人関係とは異なる。 アサーションの考え方とトレーニング方法は1950年代のアメリカで心理療法として開発された。その後、対人関係に悩む人のためのカウンセリングに取り入れられ、60〜70年代には人権擁護運動とも結びついていった。日本には80年代に紹介され、現在では学校や企業などさまざまな場所でトレーニングが実施されている。」とあります。

 

 この日の授業担当者は、スクールカウンセラー佐々木恵子先生。先生は、様々な事例を挙げながら、その対応のタイプを①AG(アグレッシブ)=攻撃型、②NA(ノンアサーティブ)=非受容的、③A(アサーティブ)=受容的 に分類し、一つ一つに解説されていました。 

 例えば、とても忙しいときに相談を持ちかけられた、あなたの対応は?というもの。

 相手の要求に対して、どんな対応が望ましい対応なのか。また、相手を傷つけずに自分の意見をきちんと伝えることの大切さなど、とても考えさせられる授業でした。

 惠子先生の明るく、楽しい授業は次週も続きます。ありがとうございます。 これからも宜しくお願いします。