ハワイからのお客様による音楽会

5月13日(月) 今日はハワイから特別なお客様がいらして素敵な音楽会が開かれました。その方々は、昨年もお見えになり、本校生徒をとても気に入ってくださり、今年も全国ツアーの最後に岩手にいらした方々です。

 昨年はトランペットのマイクアロハさんとピアノのシオノヤ アンヌさんの2人だったのですが、今年はヴォーカルのエレーナさんを加え、3人のグループでお出でになりました。

 場所は、学校すぐ近くの矢次公民館。当初10時から開始の予定でしたが、9時過ぎにはお見えになり、ただのコンサートだけではなくワークショップもやってくださるということで、9時30分から開始しました。開始前に、今日の演奏者の方々から、電子ピアノ(キーボード)とウクレレ(何と2台も!)を寄贈頂き、大感激いたしました。

 いよいよコンサートが始まり、トランペットとピアノの伴奏によるジャズ & ブルースの世界でした。ヴォーカルのエレーナさんの歌声はとても深みのある素敵なものでした。トランペットやピアノとも良く調和し、時にもの悲しく、時に温かくとても心に響きました。

 続いて、まあるく座りなおして、ウクレレとピアノを伴奏にしたブルースというジャンルのワークショップです。

 最初にブルースの成り立ちから教わりました。ブルースという曲はもともと農作業などの休み時間や1日の作業を終え、疲れたときにみんなで歌う「憂さ晴らし」のためだったようで、過酷な労働に対する文句を歌にしたものだといいます。私(田中)も初めて知ったのですが、生徒たちにこれから歌を作るから何か「文句(愚痴)」を挙げてほしいと言ったところ、ある男子生徒が

「勉強は嫌い」といったものだから、さあ大変、みんなでそれに曲をつけて、何回も歌うことになりました。

 ♪勉強はきらい きのうも今日も

  ♪勉強はきらい きのうも今日も~

というような感じです。そして続いてのフレーズが

「♪辛いラーメン食べたい 毎日食べたい」 という歌詞でおおいにウケ、盛り上がりました。

 そうそう最初に伴奏の「ウクレレ」と「ピアノ」を担当してくれる人ということで、3年の佐藤君と松上さんが挑戦してくれました。佐藤君は全く初めてのチャレンジでマイクさんから特訓を受けていました。松上さんは、少し経験があり、英語の赤坂先生と一緒にシオノヤさんから手ほどきをうけるとすぐ飲み込み、上手に伴奏をしてくれました。 

 最後にもう一度、最初のコンサート形式に椅子を戻し、プロの演奏を披露していただき、最後は花束と感謝の言葉でお開きとなりました。とっても楽しかった90分で、校舎に戻っても、すぐウクレレを出して、いろんな生徒が触って楽しんでいました。来年もお出で頂けると聞いて、生徒たちは楽しみにしているようでした。ありがとうございました!!