高校生とアルバイト

4月17日(水) 今日は気温もぐんぐん上がり、とても温かくなりました。

 さて、本校でも土日に加えて、平常日にアルバイトをしている生徒がいます。本校では基本的には平常日のアルバイトは禁止しているものの、事情によっては認めています。その条件は「学業に支障をきたさないこと」が大前提ですが、大切なのはその生徒(の将来の自立)にとってプラスになるか否かという判断で許可をしております。

 早い段階から働いてみることは、社会経験を積むという意味のあることであり、大切なキャリア教育であると考えています。もちろん、各家庭の事情や保護者の考え方にもよるわけですが、アルバイトによって金銭的な報酬ばかりでなく様々な経験や能力も獲得できる機会であると考えます。

 本校の最終的な教育目標は「自立」です。

 そのために、いろんな体験をし、知識を学び、より良い集団、より良い自分をつくるための考え方、コミュニケーションのとり方を学べる場を提供します。けれど、学校ではできない学び・キャリアを積む場としてインターンシップや職場体験に加えて、アルバイトも貴重な機会と捉えています。

 先日は飲食店、今日はコンビニでアルバイトをしている生徒を見にいってきました。

 注文や買い物をしながら、「お疲れさん」と声をかけると「ありがとうございます」と、どの生徒もとてもいい笑顔で対応してくれました。

 

 どの子も、自立に向けて健気に頑張っている姿を見ると、嬉しくなります。

 がんばってー